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2010年4月
東地区交通安全協会様
2010年3月
中央地区交通安全協会様
2010年2月(有)鈴木豊商店様
2010年1月(有)ビルテック様
2009年12月(有)イガリカーメンテナンス
2009年11月食事処おかめ様
2009年10月(有)キャブ様
2009年9月(株)けん家様
2009年8月(有)弘誠工業様
2009年7月(有)田村様
2009年6月(株)エムアイエフ様
 
 
猪狩哲也税理士事務所
所長 猪狩哲也
事務所
所在地
〒970-8026
福島県いわき市平字菱川町5−4
電話番号 0246-35-3331
FAX番号 0246-35-3332

(猪狩)
今回は、有限会社鈴木豊商店さんにお伺いしました。現在、豊間で水産煉製品の製造、販売をされています。今期、第44期を迎えられました。歴史がありそうですね。では、会社の略歴からお聞かせ下さい。

(鈴木監査役)
法人化したのは、昭和41年からですが、創業は昭和25年です。高久出身の先代が江名の蒲鉾屋で修業した後、豊間で創業しました。当時は、魚の加工(干物の製造等)も並行して行っていました。当時、魚の買付のために私が車の免許を取ったんですが、女性で運転免許を持っている人が少なくて、ずいぶん、珍しがられましたね。

(鈴木社長)
昭和37年頃に、私がここの工場で働き始めました。当時は、地元の魚市場から安い魚を買ってきて、自分たちで捌いて、石臼ですり身を作ることも自前で行っていました。労力は、今の何倍もかかりましたが、取引価格も、十分、それに見合うものでした。当時は、今のような冷蔵庫がなくて、買ってきた魚に氷を乗せて、その上にシートを被せて、工場内で保管していました。鮮度が落ちない内に加工しなければならないので、大変でしたね。その後、昭和40年代に入って、たらのすり身を仕入れるようになったんです。それまで、工場内で自前で行っていた魚の捌きが無くなったわけですから、生産性がとても上がりましたね。

(猪狩)
社長さんご自身の経歴もお聞かせ下さい。

(鈴木社長)
高校を卒業して、一旦、化学工場に就職しましたが、そこを辞めて、大学に進学することにしたんです。大学卒業後に、この工場で働き始めました。

(猪狩)
この会社を経営してきて、一番大変だったことは何ですか?

(鈴木社長)
製品の品質管理には一番、気を付けてきました。

(猪狩)
資金繰りに苦労されている経営者が多いのですが、鈴木社長はいかがですか?


(鈴木社長)

一つの業種をある程度の期間、経営すると、その業種の特長はある程度、把握できます。この仕事は赤字になったり、黒字になったりで、決して大儲けできません。ですから、儲けが出た時に、できるだけ資金を残して、手許の資金の範囲内で設備投資をすることを心掛けてきました。ですから、銀行から借入せずに経営してこれました。先代が、ここに最初に立てた建物も、一部ですが、未だに使用しています。



(猪狩)
会社を経営されていて、一番大事にしていることは何ですか?

(鈴木社長)
いいものを作って、販売することですね。

(猪狩)
将来的に、この会社をどのようにしていきたいですか



(鈴木取締役)
世の中の動きに合わせて、売れる商品も移り変わってきましたし、流通経路も変化します。その変化に対応して、生き延びること、できるだけ長く事業を継続することが、一番の目標ですね。一時の利益に浮かれず、適切な設備投資を心掛けて、息の長い経営をしたいです。

-企業情報-

会社名 有限会社鈴木豊商店
住所 〒970-0224  福島県いわき市平豊間字合磯177
電話番号 0246 -55 -7555
ホームページ -

 


   
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